アイユーはインターナショナル・ユニットの略
IU(アイユー)とは、インターナショナル・ユニット(International Unitという言葉を訳したものですが、主に脂溶性ビタミンなど、重さではなかなか測りづらい栄養素の効力を示す単位として用いられていました。この単位を用いていたのは、以前は、これらの重さを純粋に測ることが出来なかった為であり、現在はあまり用いられなくなっています。
ビタミンの重さを表すのには、ミリグラム(mg)やマイクログラム(μg)、そしてアイユーの3種類が用いられてきました。1グラム(g)の1/1000が1mgで、パントテン酸やナイアシンなどにこの単位が使われています。また、1mgの1/1000は1μgとなりますが、ビタミンB12やビタミンKなどにこの単位が使われています。
そして、1アイユーに相当するのは、ビタミンAであれば0.3μg、ビタミンDであれば0.025μgと決まっており、対象によって基準値も変わってくることがこの単位の特徴といえるでしょう。IUは国際単位という意味であり、国際的に統一して定められたものとなります。
V.A(ビタミンA)は、化学的に言い表すとレチノールという言葉が使われますが、最近では、レチノール当量という単位でその効力を言い表されることがほとんどです。そして、このレチノール当量というのは、ニンジンの栄養素としてお馴染みの、体内でV.Aに変換されるβカロテンとレチノール(V.A)の両方の効力を言い表したものとなります。
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