アイソトニック・エクササイズとは筋トレのこと
アイソトニック・エクササイズ(Isotonic exercise) とは等張性筋収縮運動という意味ですが、簡単にいえば、筋力トレーニングを意味しています。例えばダンベルを持ち、肘関節を少しずつ曲げたり伸ばしたりすることで、上腕二頭筋の長さを変えながらトレーニングしていくという方法です。
これに対するものとしては、アイソメトリック・エクササイズ(Isometric exercise)があり、筋肉に負荷を掛けた状態で曲げ伸ばしすることなく一定時間以上保つというトレーニング法となります。
アイソトニック・エクササイズには、コンセントリック・コントラクション(concentric contraction)と、エキセントリック・コントラクション(eccentric contraction)との2種類があります。
前者は、筋肉が収縮していく段階において力を出していくことで、例えば重たいダンベルを持って肘を曲げて行く時や、腕立て伏せをする時に体を床から離す時、また、階段を上がる時の太ももの前面が縮んで短くなる状態などを指しています。
これに対して後者は、これらの動作の逆の状態を指しており、ダンベルエクササイズであれば、重さに耐えながら筋肉をゆっくりと伸ばしていく状態のことであり、腕立て伏せなら床に近づける動作、階段でいえば降りる時、となります。
コンセントリックとエキセントリックを比べた場合、より大きな力が出るのは後者といえます。効率的に筋肉を付けたい場合には、ダンベルを上げる時より下ろす時に重点を置けば良いのです。
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