嘔吐は食べたものを吐くことで意図的に吐くのは危険である
嘔吐とは、食べたものが逆流し、それを吐き出すことです。胃の調子が良くない時、二日酔いの時に胃が消化しきれずに、吐いてしまうことがあります。しかしながら、意図的に食べたものを吐くことで、太らないようにしている方がいらっしゃいます。
それは摂食障害です。他人事ではなく、誰もがそうしてしまう可能性は持っています。その原因の一つが、痩せたい願望の強さです。食べたら太るということは十分わかっていても、食べたい気持ちを抑えられません。そして食べてしまってから、太ることに対して恐怖感、罪悪感を覚えて吐くことでそれを消そうとするのです。
また、精神的に病んでいる時にも起こりやすくなります。日常的に強いストレスを感じている方も非常に多く、食べることでそれを紛らわそうとします。そして太ることを恐れて、嘔吐してしまうのです。
これを続けていると、体が危険な状態に陥ります。食べても体重は減りますが、十分な栄養を取れなくなります。そのため、栄養失調と同じような症状が見られるようになります。また、本来は食べたものを消化して吸収するはずの胃腸が、その働きを止めるようになります。
それ以外にも、自分を痛めつける行為を始めるようになる方も、少なくはありません。このまま放っておいたら、本当に命を落とすことにつながります。食べることは生きることにつながりますので、吐いて体重が落ちても心も体の不健康のままです。やめられないときは、お医者さんを受診しましょう。
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