太り方のタイプの中でも内臓脂肪型肥満の見分け方
肥満は大きく分けて、二つに分類することができます。一つが、内蔵の周りに脂肪がついている内臓脂肪型肥満で、二つ目が、下半身を中心に全体的に脂肪がついている皮下脂肪型肥満です。適度な食事量は人間が生きていく上で必要なのですが、多すぎるのは却って健康被害をもたらします。
特に最近注目が集まっているのが、前者の肥満タイプです。数年ほど前より、健康診断においてメタボ検診が実施されるようになりました。内臓脂肪型肥満は、糖尿病、高血圧などの生活習慣病の発生原因だからです。このタイプの肥満が恐ろしいのは、見た目上肥満体型ではなくても、内臓部分にたまっている可能性があることです。
そのためきちんと計測しなくては、生活習慣病リスクの程度を知ることができないのです。内蔵脂肪を図るためには、CTスキャンを受ける事が最も正確に知る方法です。その検査を実施する前に、ウエストの計測があり、それで基準値を超えた方を対象にCT検査が行われるのです。
また身長と体重の割合から、肥満度を計測したBMI数値が25以上と診断された方も、CT検査の対象になります。
検査の対象となったからといって、メタボだとは限りません。
CT検査の結果、内臓脂肪の量が面積100平方センチメートルと出た場合、内臓脂肪型肥満と診断されてしまいます。万が一メタボと診断されてしまっても、すぐに健康上に影響が出るわけではありません。食事内容の改善と、運動で数値を改善することができます。
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