有胞子性乳酸菌は胞子があり休眠できるため、熱、酸、酸素などに強い

有胞子性乳酸菌とは胞子を持つ乳酸菌の総称で、ラクリス菌、スポロ乳酸菌などがあります。通常の乳酸菌は、腸内などの適した環境以外では生存できません。しかし、ラクリス菌など胞子を持つタイプは、環境が変化した場合でも胞子の中に閉じこもって休眠できるので、死滅しないようになっています。

また、胞子に包まれているため、乾燥や酸、酸素、熱などに非常に強いという特徴があります。胃酸の影響も受けにくく、生きた状態のまま腸内まで届くことが可能なので、しっかりと働きを得られるのです。1週間程度で体外へ排出されてしまうので、定期的に食品など体外から摂取して補給する必要があるでしょう。

腸内まで到達したラクリス菌は、腸の中で発芽して、善玉菌として有益な作用をもたらします。食品への添加もしやすいですし、保存性も優れているので、使い勝手がよいでしょう。乾燥させても休眠状態なので、半永久的に保存が可能ですし、熱湯に入れても死にません。

有胞子性乳酸菌は熱による殺菌処理も行うことができるので、品質保持の点から見ても非常に優秀です。そのため、菓子類やサプリメント、錠剤など、熱加工が必要な製品に配合されています。

乳酸飲料以外では、グミ、ガム、キャンディー、ビスケットや健康食品、ふりかけやパンなどの一般的な食材にも使用されています。江崎グリコが発売するビスケット菓子ビスコには、スポロ乳酸菌が胞子の状態で配合されており、おやつ感覚で手軽に生きた乳酸菌を届けることができるのです。

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カテゴリー:ダイエット用語

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