標準体重は、病気になる可能性が最も低く、人が健康的に生活できる体重のこと
標準体重は、病気になる可能性が一番低く、人が最も健康的に生活することができる体重のことです。健康を重視しているため、その値によってはぽっちゃり体型になってしまう場合もあり、理想的なプロポーションとは程遠いと言えます。計算式は、身長×身長×22で求めることができます。
この「22」とは、BMIと呼ばれるボディーマス指数のことです。標準体重とは別に、美容目的とした美容体重もあり、標準のものよりも値が低く出るでしょう。
標準体重は健康の指数として示されますが、体脂肪率などの体内に含まれる脂肪の量や割合などは、判定することができません。
体重は少なくても、脂肪割合が高い隠れ肥満や、内臓脂肪型肥満の人もいます。また逆に、体重は重いのに筋肉が多く、脂肪が少ない人もいます。この値だけを見て健康だと思わずに、一つの目安として考えるのがよいでしょう。
最近では、重さの基準が軽くなっている傾向があり、学生などでも平均値が最も低くなっていて、理想よりもさらにスリムになりたい、痩せている方がかわいいといったブームが見られます。特に、モデルや女優などの芸能人は、低い場合が多いです。
あまりに少ないと、免疫力の低下や、肌荒れなど体の支障をきたす場合もありますし、栄養不足でイライラしたり、不安になったりすることもあります。見かけの数値だけにとらわれずに、体内の脂肪量もチェックした上で、適切なダイエットをするようにしましょう。
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